【秋バス攻略】巻いても釣れない理由と「ベイト回遊」の真実
こんにちは、まるりんです。
毎年この時期になると「秋は巻き物でしょ!」という声をよく聞きますが、
「散々巻いてるのに、全然結果が出ないんだけど…」という相談も同じくらい多いです。
今回は、過去に撮影した解説動画
「秋バス攻略|巻いても釣れない本当の理由」
の内容をベースに、秋バスの本質的な考え方をブログ版としてまとめました。
ちょうど今のシーズンにピッタリの内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
「秋=巻き物」だけでは釣れない理由
秋と言えば「ベイトが散る」「広範囲を巻いて探る」というイメージが強い季節です。
ところが、長年フィールドに立って観察してきた結論は、むしろその逆でした。
秋のベイトは、広範囲にバラけるのではなく、
“固まった群れとなって回遊している”ことが多い。
だから、いくら目の前を一生懸命巻き続けても、
そこにベイトの回遊ラインが通っていなければ、バスと出会えません。
つまり大事なのは、「巻くこと」そのものではなく、
ベイトの通り道にルアーを通しているかどうかなんです。
ベイトは「点」ではなく「群れ」で動く
秋のベイトは、フィールド全体にフワッと散っているイメージではなく、
いくつかの固まった群れが、フィールドをぐるぐる回遊しているイメージです。
- ベイトは1匹1匹バラバラではなく「群れ」として固まる
- その群れが、時間をかけてフィールドの要所を回遊していく
- バスはその「回遊ルート」で待ち構えているか、一緒に動いている
だから、「良さそうな場所に座り込んで回遊待ち」よりも、
こちらからラン&ガンで回遊ルートを探しに行く方が効率的になります。
風と「味噌汁理論」でベイトの通り道を読む
では、その回遊ルートをどうやって見つけるのか。
ここで大事になってくるのが、風とプランクトン、そして「味噌汁理論」です。
風が吹くと、表層の水・プランクトン・細かいゴミなどが風下側へ押し寄せます。
それはちょうど、味噌汁の具が片側に寄るイメージに近いので、
まるりん流ではこれを「味噌汁理論」と呼んでいます。
プランクトンが集まるエリアには、それを食べにベイトが集まり、
さらにそのベイトを狙ってバスが集まるという構図が生まれます。
秋は特に、この「風が当たるエリア」×「地形変化(ストラクチャー)」がカギです。
ラン&ガンで「回遊ライン」をなぞる
ここまでの話をふまえると、秋の立ち回りはシンプルです。
- 風が当たるエリアを優先してチェックする
- ブレイク・ワンド・岬など、ストラクチャーと絡むポイントを選ぶ
- そこでベイトの気配があるか(ライズ、モジリ、ボイル、鳥など)を確認
- 反応がなければ「待たずに」移動し、次の候補をどんどん潰していく
つまり、「よさそうな1級ポイントに座り込んで粘る」のではなく、
ベイトの回遊ラインを探すために巻きながらラン&ガンしていくのが秋の正解に近いということです。
ターンオーバーと「泡切れ」の誤解
秋と言えばもう一つ、よく話題に上がるのがターンオーバーです。
表層と深いレンジの水が入れ替わり、フィールド全体が一時的に不安定になる現象ですね。
ここでよくある勘違いが、「泡切れが悪い=全部ターンオーバーした悪い水」という考え方です。
実際には、
- 風下側にプランクトンやゴミが集まって泡切れが悪くなっているだけ
- むしろ「エサが集まっている=ベイトも集まりやすい」ことが多い
つまり、見た目だけで「ここはダメな水だ」と決めつけてしまうと、
本当は釣れるエリアを自分から捨ててしまっている可能性もあるわけです。
こんな人にこの動画&記事を届けたい
この解説は、次のようなアングラーさんに特に役立つ内容になっています。
- 秋になるととりあえず巻き物で流しているけど、結果が出ない
- ターンオーバーの判断がよく分からない
- ベイトの居場所の考え方をもう一段深く知りたい
- 「なんとなく」ではなく、理由のある秋の釣りを組み立てたい
動画では、この記事以上に具体的なフィールドのイメージや
リアルな口調での解説をしていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
まとめ:秋は「巻き物」ではなく「回遊」を意識する
秋バス攻略で本当に大事なのは、
「秋だから巻く」のではなく、「ベイトの回遊ラインにルアーを通す」という発想です。
- ベイトは広く散らない、群れで回遊する
- 風と味噌汁理論で、プランクトン→ベイト→バスの流れを読む
- 1点で粘るより、ラン&ガンで通り道を探す
- 泡切れだけで「悪い水」と決めつけない
このあたりを意識して組み立て直すだけで、
同じフィールド・同じルアーでも秋のゲームがガラッと変わってくるはずです。
さらに深く知りたい方は、ぜひこの記事の元になっている
解説動画「秋バス攻略|巻いても釣れない本当の理由」をチェックしてみてくださいね。
🎣 まるりんAIで“秋の釣り”をさらに深掘りしよう
秋はベイトの動き・風・水質変化が複雑に絡み合うため、
フィールド状況によって最適解が大きく変わります。
この記事を読んで「自分の状況だとどう組み立てればいい?」と感じたら、
ぜひ まるりんAI に以下のプロンプトを使って相談してみてください。
▼ 秋バスパターンを知りたい人向け
【まるりんAIへの相談】 秋の池(〇〇県・水温〇度・風〇m)で、ベイトの気配が薄い状況です。 風向きとストラクチャーから、今日の回遊ルートを一緒に考えてください。
▼ 風と味噌汁理論の“答え合わせ”をしたい人向け
【まるりんAIへの相談】 今日のフィールド状況を説明しますので、 味噌汁理論に当てはめて、プランクトン→ベイト→バスの順で分析してください。 (天気・水温・風向き・風の強さ・泡切れなど)
▼ 巻物で反応がないときの“次の1手”を相談したい人向け
【まるりんAIへの相談】 秋で巻き物を中心にランガンしていますが反応がありません。 今日の条件を伝えますので、 「通していない場所」「巻く角度」「レンジ」から改善案を提案してください。
▼ ベイトの動きを深く理解したい人向け
【まるりんAIへの相談】 秋のベイトが“固まって回遊する理由”を、 水温・プランクトン量・風の当たり方から専門的に解説してください。
▼ 今日釣るための“最適プラン”を作りたい人向け
【まるりんAIへの相談】 今日の釣行条件(場所・天気・水温・風・水色・釣行時間)を説明します。 秋バスの動きを踏まえて、最適なエリア選定・回遊読み・巻き物の通し方を 「組み立て→理由→優先順位」で作ってください。
まるりんAIは、あなたの“フィールドの状況”や“タックル特性”を踏まえて、
まるりんの理論に沿って最適なアドバイスを返します。
この記事を読んで終わりではなく、ぜひあなた自身の状況で“秋の釣り”を最適化してみてください。


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