【オープンエリア攻略】何もない場所でも“釣れる人”はどこを見ているのか?

オープンエリアでのバス釣り解説本を読むアングラーのイラスト

【オープンエリア攻略】何もない場所でも“釣れる人”はどこを見ているのか?

先日、20代バサーの方からこんな質問をいただきました。

「淀川でおかっぱりをしています。目立つカバーがなく、どこを狙えばいいのかわかりません…。まるりんさんはオープンエリアでどう釣りを組み立てますか?」

この悩み、とてもよくわかります。バスは障害物(カバー)につく習性があるため、見えるカバーがないエリアでは「どこ投げても同じで迷う…」という気持ちになるのは当然です。皿池などでも同じ疑問を抱く人は多いはず。

しかし、そんな場所でも 安定して釣る人が存在します。 では、その“理由”は何か?

まるりん流の視点で解説します。


■ まず理解すべき「ストラクチャー」と「カバー」の違い

バス釣りの世界ではこの2つを混同しがちですが、明確に区別します。

● カバー(障害物そのもの)

※ 水面に見えていても見えていなくても、バスが身を寄せられる“障害物”はすべてカバーに含まれます。

  • ウィード
  • 立ち木
  • ゴロタ石
  • 杭、桟橋、橋脚

● ストラクチャー(水中の地形変化)

  • ブレイク
  • フラット
  • ハンプ
  • ワンド、岬
  • 浚渫 など

“何もない”というのは「カバーがない」という意味であり、実際にはストラクチャーが存在します。バスは地形変化にも強く依存するため、目に見えないだけで、オープンエリアには必ずヒントがある のです。

カバーとストラクチャーの違いを示した図解
カバーは障害物そのもの、ストラクチャーは水中の地形変化を指す。

■ 見えない地形(ストラクチャー)を把握する方法

① 魚群探知機(魚探)を使う

まるりん愛用の「Deeperソナー」はおかっぱりでも使えるため非常に便利。ただし4〜5万円ほどするため、予算的に厳しい場合もあります。

② 魚探の代わりになる“簡易ストラクチャー把握法”

次のタックルで代用できます:

  • ナス重り(1/2〜1oz)
  • またはフックを外したメタルバイブ・バイブレーション
  • ミディアムクラスのロッド
  • フロロ12〜14lb

これを大遠投し、カウントダウンで水深を把握します。

例:沈下速度1m/1秒 → 5秒で着底=水深5m

カウントダウンとリフト&フォールで地形を把握する方法の図解
カウントダウンとリフト&フォールで水深と地形変化を読む。

さらに リフト&フォールで地形の傾斜を読む ことができます。

● 1mリフト → 1秒で着底

= フラット

● 1mリフト → 2秒で着底

= ブレイク(駆け下がり(ダウンヒル))

● 1mリフト → 0.5秒で着底

= 駆け上がり(アップヒル)

これで、どこがフラットか・どこがブレイクか・どこがショルダーかが把握できます。

フラット・ショルダーライン・ネックラインの地形構造図
フラットからショルダーラインを経て、ネックラインへと地形が変化していく。

■ ストラクチャーを知れば「無駄撃ち」が消える

オープンエリアでよく見る:

  • 高比重ワームの大遠投ズル引き
  • ヘビキャロの大遠投ズル引き

しかし、狙っている場所に変化がなければ効率が非常に悪い。

一方、地形を把握しているアングラーは:

  • 50m投げている横で30mだけ投げてピンだけ攻める
  • キャスト効率が上がる
  • バイト率も上がる

結果、釣果が倍増する可能性 があります。


■ バスの活性も地形で判断できる

  • フラット:ニュートラル(やる気低め) → リアクションで狙う
  • ショルダー/ネックライン:フィーディング(やる気高め) → 食わせで狙う

どこでバイトが出たかで、その日のムードも読めます。

オープンウォーター攻略の釣り展開を示したフローチャート
オープンエリア → 地形把握 → 狙ったポイントにキャスト、という流れを整理したフロー図。

■ 関連動画|リフト&フォール実践解説(YouTube)

オープンエリア攻略に欠かせない「リフト&フォール」を実際の映像で解説した動画です。この記事とセットで見ることで理解が一気に深まります。


■ まとめ:オープンエリアは「見えないだけ」で、何もないわけではない

  • 見えるカバーがなくても、ストラクチャーは必ず存在する
  • 地形を読むことで、迷わず攻められる
  • 無駄キャストが消え、再現性も上がり、釣果が安定する

オープンエリア攻略の本質は、「見えない地形を読むこと」 にあります。

あなたの釣りの幅が広がるきっかけになれば幸いです。


■ この記事を読んだら“まるりんAI”であなたのフィールドに当てはめてみよう!

この記事で紹介した内容は、オープンエリア攻略の“考え方”として非常に強力です。しかし、実際のフィールドでは水色・天候・風向き・地形・ベイトなどの条件が毎回変わります。

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まるりんAIを使うことで、

  • 「この記事の内容はわかったけど、自分の池だとどうすればいい?」
  • 「今日の天気でショルダーを先に狙うべき?」
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などがすぐに解決します。

👉 読むだけではなく、“現場で使える知識”に変換するのがまるりんAIの役割です。

ぜひ、あなたのフィールドでも試してみてください!


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この記事を読みました。
【記事タイトル】:オープンエリア攻略|何もない場所でも“釣れる人”はどこを見ているのか?
【URL】:https://mbnet-ai.com/open-area-bass-fishing-structure-reading/

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