春のプリスポーン前期攻略|55cmは3mで出る。越冬直後のデカバス理論

春のプリスポーン前期のバス釣り攻略|水温+1℃で55cmを狙う3m基準理論

春のバス釣り。

多くの人が意識し始めるのが スポーニング(産卵) です。

「春はシャローが熱い」
「プリスポーンはデカバスが釣れる」

そう言われます。

春のバス釣り|プリスポーンはいつ始まるのか?水温8.2℃が基準
プリスポーンはいつ始まるのか?基準は水温。
🎯 今回の結論

“いつから”が本当のプリスポーンなのか?
まるりん流は 水温 で区切ります。
狙うのは 最低水温+1℃の「プリスポーン前期」

0か1か。 しかしその1本が一年で最も重い。


■ 春・プリスポーンを水温で分ける

年間最低水温+1℃がプリスポーン前期のスタートライン
最低水温+1℃がプリスポーン前期。

春のバス釣りを語るなら、水温を軸に考えることが必須です。

まずは水温を測れ。話はそれから。

プリスポーン前期は「体感」ではなく 実測水温 で判断します。
毎釣行で水温を記録するだけで、フィールド理解の精度は一気に上がります。

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  • 最低水温+1℃ → プリスポーン前期
  • +5℃前後 → プリスポーン中期
  • +10℃手前 → プリスポーン後期
  • さらに上昇 → スポーニング本格化
📌 水温3段階の詳しい解説

段階別の考え方は、こちらの記事で解説しています。

▶︎ 早春バスは最低水温から動く|プリスポーンを水温で読む理論

今回扱うのは「前期」。まだ産卵は始まっていません。
しかし、バスは確実に “春を感じている” 状態です。


■ なぜプリスポーン前期がデカバスに最適なのか?

① 理由

最低水温を脱した瞬間、最初に動き出すのは大型個体だと考えています。

デカバスは小型より早く動き出す|産卵回数と栄養量の違い
大型個体ほど早く動き出す。
🧠 まるりん解釈

デカバスからスポーニング準備が始まる。だから行動が早い。

一般的にデカバスほど抱える卵の量が多く、さらに一度で全てを産むのではなく、2回、3回と分けて産卵すると言われています。

プリスポーン前期はデカバスだけが積極的に捕食する
この時期は大型だけが口を使う。

つまり大型個体ほど、

  • 産卵までの準備期間が長い
  • 必要な栄養量が多い
  • 早い段階から体力を作る必要がある

だからこそ、できるだけ早く栄養を摂取しコンディションを整えたい。
この「準備の早さ」が、最低水温を脱した直後の行動差として表れます。

小型個体が動いていないわけではありません。ただしこの時期、小型はまだ積極的に捕食する必要が低い。
一方で大型は、産卵に向けて栄養を蓄える必要があるため、早い段階からフィーディングに入る個体がいる

✅ ここが前期の“おいしさ”

早春のプリスポーン前期は、“デカバスだけが積極的に口を使う時間帯”が存在します。
だからこそこの時期は、数を追う釣りではなく 大型に絞る方が、むしろ簡単 になる。


■ 寒波が来ても越冬エリアには戻らない

春は三寒四温。寒波が来ることもあります。

寒波が来てもバスは完全な越冬エリアには戻らない
寒波でも越冬に戻らない。
⚠️ よくある誤解

一度“春を感じたバス”は、基本的に越冬エリアには戻らない。
「寒くなったからディープへ戻る」は誤判断になりやすい。

プリスポーン前期のバスは1m〜4mを縦方向に移動する
レンジは上下するだけ。

起きるのは ゾーンが一段下がる だけです。

  • 基準3m → 寒波で4m
  • 平均状態 → 3m
  • 暖かい日 → 2m
  • 表層が顕著に上昇 → 1m

動きは “縦方向”。横移動ではない。


■ 越冬エリア近くの北側バンクが狙い目

プリスポーン前期を攻略する上で、最初に選ぶべきは「エリア」です。
しかしその前に、必ずやるべきことがあります。

🧩 スタート地点

そのフィールドの越冬エリアがどこなのかを把握すること。
これが分からなければ、前期の組み立ては始まりません。

越冬エリア近くの北側バンク(南向き斜面)が狙い目
北側バンクが先に温まる。

越冬エリアを特定したら、そこから “ほど近い場所” に注目します。

狙うのは 越冬エリア近くの北側バンク(南向き斜面)

  • 太陽光を受けやすく、水温が上がりやすい
  • 暖かい南風が当たれば、一時的なホットスポットになり得る
  • 「近くで、少しだけ条件が良い場所」にデカバスが差す

逆に、日当たりが悪く冷たい北風が当たる場所は、この時期のストック量は少ないと考えられます。

📌 北側バンク理論の詳解

北側バンク(南向き斜面)の考え方や、冬〜早春の日照・風向きとポジションの関係はこちら。

▶︎ 冬トップ実践ガイド|北側バンク理論


■ 3m基準理論|越冬→フィーディングの中継点

一般的には「越冬エリアからスポーニングエリアへ」と説明されますが、今回は前期。まだ産卵は遠い。

3m基準理論|越冬とフィーディングをつなぐコンタクトポイント
3mがコンタクト。
🎯 前期のキー

越冬エリア → フィーディングエリアをつなぐ「コンタクトポイント」
その基準が 水深3m前後 です。

なぜ3mなのか?

  • 深場に即戻れる安全圏
  • 水温変化を受けやすい
  • ベイトが差しやすい
  • 捕食効率が高い
ブレイク・ネック・岬・ハンプがプリスポーン前期のキー
狙うのは変化。

ストラクチャーで言えば、

  • ブレイクのショルダー/ネック
  • 岬の中腹
  • ワンド出入口付近
  • ボディーウォーター付近のハンプ

共通点は “変化” が絡むこと。大型は合理的。安全と捕食が両立する場所に止まる。
それが 3mコンタクト です。


■ 55cmを狙う3つのルアー戦略

プリスポーン前期に55cmを狙うルアー戦略
55cm狙いのルアー。

プリスポーン前期は数を追いません。狙いは 55cm以上。ルアーは厳選します。

① スピナーベイト|3mを水平に撃てる武器

スピナーベイトで3mを水平に攻める
3mを横に通す。
  • 3mレンジを一定に引ける
  • カバーに強い
  • 波動で大型に気付かせられる
  • デカバス実績が高い

前期はまだ水温が上がり切っていません。遠くから呼べる波動が必要。
3mを水平にトレースする。これが基本軸。

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② サスペンドジャークベイト(ミノー)

サスペンドジャークベイトで止めて食わせる
止めて食わせる。
✅ キーワード

サスペンド=止めて食わせる。
前期はバスが長く追わない。止める時間が必要です。

  • 中層で止められる
  • 深い側から浅い側へ浮かせられる
  • 見せて食わせられる

さらに重要なのが 細身のミノー形状
クランクの強い波動より、吸い込みやすいシルエットが強い水温帯です。

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③ バイブレーション|寒波対応のリアクション

寒波時はバイブレーションでリアクション
寒波はバイブ。

寒波でゾーンが落ちた時、活性が下がった時に使うのがバイブレーション。

  • ボリューム
  • 存在感

少しでも強い刺激でリアクションバイトを引き出す。
縦方向に落ちた個体を、縦方向に釣る。


■ 春のバス釣りで絶対に間違えないために

プリスポーン前期は難しい。魚は多くない。バイトも少ない。

🔥 でも、狙う価値がある理由

一年で最も太く、最もエネルギーを溜め、最も重い個体。
それが動き出す瞬間が 最低水温+1℃ です。

春のスポーニングを意識する前に、まず狙うべきは 3mコンタクト


■ まとめ|春は“シャローの季節”ではない

春はまだシャローではない|プリスポーン前期は3mの季節
春=3m。
  • 越冬には戻らない
  • ゾーンが上下する
  • 3mは基準
  • 越冬→フィーディングの中継
  • 55cmはここで出る

春=シャロー。それは後期の話。前期は 3mの季節

0か1か。 しかしその1本は一年で最も価値がある。
それが春のプリスポーン前期というシーズンです。


■ まるりんAIの活用方法|Googleマップでコンタクトポイントを特定せよ

読むだけで終わらせない。
今回は Googleマップ × まるりんAI で、あなたのフィールドを「前期モード」で解析します。

① フィールドをGoogleマップで開く

Googleマップ(衛星写真)でフィールドを開き、次の3つを探してください。

  • 最も深そうな場所(越冬候補)
  • 北側バンク(南向き斜面)
  • ブレイクがありそうなライン

ここまでできたら、そのスクショをまるりんAIに見せます。

② AIに聞く内容(コピペOK)

フィールドのスクショを貼って、下の文章をそのまま送ってください。

まるりんAI
このスクショのフィールドを見て、次を仮説で教えてください。
・越冬エリア候補はどこ?
・3mコンタクトになりそうな場所は?(岬/ネック/ブレイク)
・北側バンク(南向き斜面)はどこ?
・今日の風が「南風/北風」だった場合、それぞれ有利なバンクは?
  

Googleマップを開いて、まるりんAIに聞いてみる

▶︎ まるりんAIを開く

まるりんAIは「ここが正解」を言うためのツールではありません。
どこを基準に考えるか(仮説) を作るために使ってください。

③ 現地で答え合わせ

✅ 手順はこれだけ

地図で仮説 → 現地で水温 → レンジ確認 → ルアーを通す
これができると「とりあえず投げる」から脱却できます。

■ まるりんAIは“地図と一緒に使う”

プリスポーン前期は 0か1か。だからこそ、思考の精度が釣果の差になります。

次の釣行前、衛星写真を開いて「この3mはどこにある?」 と、まるりんAIに聞いてみてください。

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